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スマホ・SNSセキュリティ

あなたはネットやSNSで簡単に身バレするかもしれない

SNSへの不適切な投稿により炎上騒ぎを起こし、あげく身元を特定されてしまったというお話を見聞きなさった人もいると思います。

身バレするに至った情報は、どこからか盗み出されたわけではなく、ネットやSNSで収集された情報を元に身元が特定される場合があります。

自らのプライベート情報を漏らす人が続出中

生活の多くに情報システムが用いられ、個人情報保護の重要性が取り立たされる世の中になっても、自らが情報をうっかりばら撒いていることに気づかない人は意外と多いのです。

炎上騒ぎを起こして身バレするだけではありません。

合コンや婚活パーティ、オフ会などで知り合い、LINEなどの連絡先を交換しただけのよく知らない相手に、あなたのプライベートな情報を探り出されることも現実には起こり得ます。

世の中の全ての人に自分のプライベートな情報が知られてもかまわないという人はいないはず。

なのに、SNSの安易な利用があなたを苦しめることがあるのです。

あなたの情報を探り出すための方法とは

なぜ身バレしたり、プライベートな情報を探り出されたりするのでしょうか?

ネットで氏名を検索してFacebookを見つける

初めて出会った人とでも氏名を教えあう機会は少なくありません。

あなたの氏名を知った相手はネットで検索します。

相手があなたの氏名を分かっていれば、あなたのFacebookは簡単に見つかります。

あなたのFacebookの情報が全て非公開なら問題ありません。

が、住んでいる場所や卒業した学校などを誰にでもさらけ出している人は多いです。

そしてFacebookでタイムラインまで公開している人は本当に注意してください。

世の中の人全てが見ることの出来るページに、あまり深く考えずに載せている情報は、たとえどんな人に見られても本当に問題ないですか?

Facebookであなたの誕生日にお祝いコメントを書いて送ってきた友達はいませんか?

「○○才おめでとう!」なんて書き込まれると、あなたの生年月日という重大な個人情報は垂れ流されているのと同じです。

あなたのFacebookには、いつの間にか、あなたが他人に知られたくない情報が公開されている。

そうならないように十分気をつけて、今一度全ての投稿を見直し、身元を特定される恐れがあるものは確実に削除しておきましょう。

生年月日が漏洩していると、生年月日から暗証番号やログインパスワードが推測されて、予期せぬ被害を受ける恐れも十分にあります。

氏名や趣味、団体、職場の名称等でツイッターを検索する

あなたの氏名や、何気なく話してしまった趣味、所属団体、会社名などをツイッターで検索する。

すると、たとえあなたが本名でツイッターを使っていなくても、あなたと交友関係や仕事で関係のある周囲の人のツイートが見つかる時があります。

そして周囲の人のツイートからリプライなどを辿っていき、あなたのアカウントを見つけ出すことが出来てしまう可能性があります。

ツイッターもFacebookと同じように、自分では書いたことも忘れているような情報が放置されたままになっていることがあります。

Twitterは本名じゃないからと安心せず、過去のツイートを見直すことをおすすめします。

あなたが何気なく相手に話した中に出てきた、イベントやお気に入りの場所などもツイッターで検索すると、あなたにつながる可能性もあります。

LINEのIDをgoogle検索

何かのきっかけで知り合った人とは、LINEを交換することもよくあると思います。

その時にあなたがIDを教えていたら要注意です。

実はLINEのIDは他のSNSのIDと同じにしている人が少なくありません。

SNSだけなく自身が書いているブログのユーザー名にしていることもあります。

自分では同じIDにしているつもりはないかもしれません。

でも、LINEのIDは自分でも覚えていなかったり、同じIDを他のサービスと使い回している認識すらないままで、意図せず同じIDにしていることがあるのです。

お恥ずかしい話ですが、実は私はLINEのIDとアメブロのユーザー名を同じにしていました。同じだと認識すらしていませんでしたが、試しにgoogle検索で自分のLINEのIDを検索したところ、まんまと自分のブログが出てきた時には冷や汗が出て慌ててIDを変更しました。

本名や住んでいる場所、勤務先等、個人的な事を今は知られたくないけど、LINEなら教えても大丈夫だろう。

面倒な人だったらブロックすればいい・

そんな安易な考えでつながるにしても、あなたのIDを相手に教えて友達追加させる行為は絶対にしてはいけません。

LINEはブロック出来ても、IDを元にして探り出されたあなたの情報が、相手から消えることはないのですから。

どんなに気を付けても情報を守れる保障はない

あなたがSNSを一切利用せず、ブログも書いていなくても、あなたの周囲の人が無防備に情報を垂れ流し、あなたが巻き添えになっているかもしれません。

SNSの発展とともに、意図せず個人情報がネットに溢れかえるようになったのは事実です。

SNSであなたが承認されたいという欲求は、あなたの個人情報を世の中の人に晒すことのトレードオフでしか満たすことは出来ません。

どんなに気を付けてSNSを利用していても、SNSの利用が日常的になればなるほど、気づかないうちに身元が特定されてしまう痕跡が残ってしまいます。

自分自身のどんな情報でも隠す必要ないと考えるのは自由です。

が、あなたへの誕生日お祝いメッセージから生年月日がバレて、生年月日から暗証番号やパスワードがバレてしまう、そんな恐ろしい事があることを忘れないで下さい。

sada

1万台以上の事務用端末がある組織の情報管理部門で情報セキュリティマネジメントを担当しています。私の実体験を交えながら情報セキュリティ対策を解説しています。

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