運営しているWebサイトではアクセス数の向上やキャンペーン効果測定、成約率アップなどに目が向かいがちですが、一番重要なのはセキュリティ対策です。たった1度のサイバー攻撃を受けた為にサイト閉鎖、イメージ悪化による業績低迷、個人情報漏えいなど、致命的な被害を未然に防ぐ方法を解説するコーナーです。
常時SSL化を目指す情報セキュリティ担当者を嫌う広報部門
情報セキュリティ担当者は、自社、自組織のWebサイト常時SSL化は待ったなし、今からでは遅すぎるという状況を理解していると思いますが、広報部門は「ガイドラインもなく国のHPも常時SSL化していないのに、何故やる必要があるのか」と簡単には納得しません。
常時SSL化で失敗しないために知っておくこと
Webサイトを常時SSL化するには、相当の困難が待ち受けています。しっかりと作業工程を理解し、関係部署、関係先と調整出来なければ、不完全な常時SSL化を行ったために警告メッセージ表示が頻発する、という悲劇を生むことになります。
地方公共団体はLG.JPか地方公共団体ドメイン名を使うべき
誰でも簡単に取得出来るドメイン名を使い、常時SSL化も行われず実在証明もなく公衆WiFi利用者の安全性も担保されていない地方公共団体のWebサイトが多数あることをご存じですか。地方公共団体こそ率先してWebサイトセキュリティ対策を実施する必要があるはずです。
情報セキュリティ担当者が考えるWebサイト常時SSL化の必要性
常時SSLをWebサイトに導入すると、Webサイトの信頼性向上やgoogle検索順位の優遇、来訪者の流入元が分かるリファラーを得やすい、公衆無料WiFi利用時の盗聴、第三者があなたに成りすますことを防ぐ、など多くのメリットがあります。