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スマホ・SNSセキュリティ

最新版 LINEトーク履歴を別アプリで保存する方法

LINEのトーク内容盗み見対策の中で、盗み見られて困るトーク内容はLINEから削除するのが一番だと書きました。

最新版 LINEトークやLINEメッセージの盗み見ハッキング対策
LINEのトーク内容を他人にチラ見、盗み見られない対策をまとめました。LINEは技術的なハッキングは不可能です。スマホロックやLINE通知の見直しと、他端末ログインを許可しなければ、LINEメッセージはハッキングされません。そして盗み見よりもLINEの覗き見に注意しましょう。

もちろんそれは正論であり、情報セキュリティ対策の中でももっとも効果的な方法なのです。

LINEのやりとりはLINEを開いて見れば分かると誰もが考えますから、たとえLINEのパスコードロックを解除されたとしても、LINEにトーク履歴が残っていなければ、あなたの大事なプライバシーを他人や家族に侵害されることはありません。

しかし、大切な人との気持ちがこもったLINEのトーク内容は、その全てをいつまでも残しておきたいと思う人もいると思います。

LINEでつながって初めて交わした言葉、あるいは初めてLINEをした記念日は何月何日だったのか、後から見返したいから保存しておきたいと思う人もいるでしょう。文字も大切な思い出ですよね。

私は以前、まさか誰にも見られることはないと油断していて、やりとりを残したままにしておいたメッセージを、見られたくない人に見られた、という大失態をやらかして、大変面倒なことになり、それからはメッセージアプリ内にやりとりは残さず、別アプリに転記してバックアップするなどしています。

トーク履歴を別のアプリにバックアップしよう

私は、「情報セキュリティレベルを維持し、あなたの大事な情報を盗み見られて窮地に陥らないためには、そんな思い出に浸るような生ぬるい考えは捨てるべき」とは言いません。

大切な思い出を無防備に無頓着にLINEアプリの中に放置することは絶対にやめるべきですが、LINEにはトーク履歴をバックアップする機能が搭載されています。

LINEのバックアップ機能を利用して、大切な思い出や情報が詰まったLINEのトークルームのトーク履歴を、LINE以外のアプリに保存する方法をご説明します。

引継ぎ時のバックアップは引継ぎ時しか復元出来ない

LINEのトーク履歴をバックアップする方法、と検索すると、機種変更などによる端末引継ぎ時のデータバックアップ方法をよく目にすると思います。

しかしこの引継ぎ時のバックアップは、あくまでもLINEアカウント引継ぎ時、つまり、新しいスマホに、今までのLINEのトーク履歴を引き継ぐための方法であり、私がいう、他人に見られて困る大事なトーク履歴をLINEには残さず、別のアプリに保存することとは全く異なります。

たとえば、ある程度トーク履歴がたまってきたので、危機感を覚えて引き継ぎ用のバックアップを行い、その時点までのトーク履歴を削除したとします。

そして、また新たにしばらくトークを続けた後、以前のトーク内容を見たくなっても、引き継ぎ用のバックアップをLINE上に復元(インポート)しなければ、バックアップしたトーク内容は見ることが出来ません。

特にiphoneの場合は、新しいiphoneで引継ぎ作業をすることは出来ても、これまで使っていたiphoneでは復元作業が出来ないので、簡単にはバックアップしたトーク履歴を確認することは出来ないのです。(一定の条件をクリアすればバックアップされたトーク履歴を確認することは可能ですが、ここでは割愛します)

大切なトーク履歴はテキスト形式で保存する

LINEには引継ぎ時のバックアップだけでなく、トークルーム単位でトーク履歴全てをテキスト形式でバックアップする機能が用意されています。

バックアップされたトーク履歴は、LINEから読むことは出来ませんが、別アプリから簡単に読むことが出来るので、これまでのやりとりを思い出したり、あの話をしたのはいつだったかを確認したりするのに重宝します。

もちろん別アプリのセキュリティ対策がおろそかになっていると、そのアプリを他人に開かれて保存してあるデータ全てが盗み見られてしまいます。

しかし、そもそもLINE以外のアプリにLINEのトーク履歴が保存されているとは簡単に想像出来ないため、トーク履歴を保存したアプリにパスコードロックをかけておけば、あなたが他人に見られて困るLINEのトーク履歴は、第三者の目に触れることなく、安全に保存することが可能です。

iOS版LINEトーク履歴テキスト形式保存方法

  1. 保存したい相手とのトークルームを開く
  2. 右上の[∨]をタップして[設定]をタップ
  3. [トーク履歴を送信]をタップ
  4. トーク履歴を保存するアプリを選択して保存
iOS版LINEのバックアップ画面

iOS版LINEのバックアップはトーク履歴を送信して行う。

右上の[∨]をタップして表示される「トーク編集」メニューと間違わないように。

android版LINEトーク履歴テキスト形式保存方法

  1. 保存したいトークルームを開く
  2. 右上の[∨]をタップしてトーク[設定]をタップ
  3. [トーク履歴をバックアップ]をタップ
  4. [テキストでバックアップ]をタップ
  5. トーク履歴を保存するアプリを選択して保存
android版LINEトーク履歴のバックアップ画面

android版LINEトーク履歴のバックアップはトーク履歴のバックアップから行う。

android版LINEトーク履歴のバックアップにテキストを選択している様子

android版LINEトーク履歴のバックアップはテキストを選択する

※iOS版、android版共通の注意点※

*googleドライブやDropboxなど無料で使えるオンラインストレージアプリをスマホにあらかじめインストールしておく必要があります。

保存したトーク履歴ファイルはgoogleドライブやDropboxのアプリ内に表示され、ファイルをタップして開くと、トーク履歴を読むことが出来ます。

トーク履歴をテキスト形式で保存後は、保存したLINEのトークルームのトーク履歴を削除します。

以降の新たなトーク履歴は上記の方法で再度テキスト形式で保存し、トークルームから削除する作業を定期的に行い、LINEのトーク履歴を他人に盗み見られることを防ぎましょう。

その他の注意点は以下の通りです。

  • スタンプや画像、動画、音声メッセージ保存出来ません。
  • 保存したテキスト形式のトーク履歴はLINE上で復元させることは出来ません。
  • テキスト形式で保存するたびに新たなファイルが別アプリに追加されていきます。

テキスト形式でも不便は感じない

テキスト形式で保存されたトーク内容は文字通りテキストしか保存されませんが、後から確認したいと思う内容は、どんな言葉だったか、何月何日だったか、というテキスト形式で十分に確認できる内容がほとんどです。

テキスト形式でトーク履歴を保存することに不便を感じることは少ないはずですし、LINEで何ヶ月にも及ぶトーク履歴を読み返すよりも、別アプリでテキスト形式で読むほうが、動作も軽く快適なことが多いです。

予期せず他人にLINEを開かれて、大切なトーク履歴を見られてしまうことがないよう、LINEにはトーク履歴を残さないという対策を徹底し、しかし大切な文字の思い出や情報は、LINEアプリ以外で安全に保存することを強くおすすめします。
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sada

1万台以上の事務用端末がある組織の情報管理部門で情報セキュリティマネジメントを担当しています。私の実体験を交えながら情報セキュリティ対策を解説しています。

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