パキっと音がしてエキゾーストマニホールドが吹っ飛んだ!

いつものように、ご機嫌でスローアクロ機F-AIRを操縦しているときでした。高度を上げてから、急降下してスピンにいれた途端、パキッと大きな音がして、エンジン付近から何かが吹っ飛んだのが見えました。

飛行中に何かが吹っ飛んだ!

エンコンのサーボが吹っ飛んだのか?と思い、プロポのスロットルを操作すると、ちゃんとエンジンは反応します。

あれ?じゃあ何が吹っ飛んだのかな?と考えている2-3秒後に突然エンジンストール、F-AIRのようなスローアクロ機がエンジンストールしてそのまま滑空できるわけもなく、何もリカバリー出来ないままF-AIRはラジコン飛行場の周囲、人を寄せ付けない険しい山中へ消えていきました。

墜落した方向からして、そこは深い谷底、墜落の音を聞いた仲間は「バキバキとスゴイ衝突音がした」というのもあって、機体の回収をあきらめようかとも思っていたのですが、当日は、機体回収率100%を誇る山岳捜索のスペシャリストと呼ばれる仲間が一緒に飛ばしに来ていたので、彼の野性的とも言える勘で、見事にエンスト墜落したF-AIRを発見、無事回収してもらえたのは不幸中の幸いでした。

吹っ飛んだのはエキゾーストマニホールド?!

墜落回収したF-AIRを確認したところ、搭載しているエンジンSAITO 56Fのエキゾーストマニホールドがエンジン取り付け部分からポッキリと折れてなくなっているではありませんか!墜落の衝撃で割れたということも考えられますが、他に無くなっているパーツはなく、飛行中に吹っ飛んだのは、このエキゾーストマニホールドだと考えるほうが自然です。

エキゾーストマニホールドの先には、エキゾーストサイレンサーが取り付けてあり、サイレンサーから燃料タンクへパイプをつないで、排気圧力を利用したプレッシャーをかける構造になっていますが、エキゾーストマニホールドともどもサイレンサーも吹っ飛んでしまったせいで、本来必要不可欠な燃料タンクへの排気プレッシャーがなくなり加圧出来ず、エンジンが燃料を吸い込みにくくなり、エンジンストールしたと思われます。

材質不良による破損は予見できない

整備不良で取付ネジが緩み、飛行中に外れてしまうなら自分の整備ミスで泣くしかありませんが、なんで正しく適正なトルクで取り付けられているエキゾーストマニホールドが遠心力で折れるのでしょうか。

私はそこまでのトラブルを想像して、エンジン各部の金属疲労を専門機関で検査したり出来ないので、これからも、機体やSAITO 56Fをいくら丁寧に整備を行っても、同じような原因で墜落、機体を紛失することがあるかもしれない思うとゾっとしました。

テストハンマーで点検するわけにもいかず

飛行前にはテストハンマーでエンジン各部を叩いて点検するくらいの心構えが、ラジコン飛行機の安全な操縦の為には必要なのかもしれませんが、テストハンマーで叩くだけでいろんな部分が割れそうですし、どうしたものか悩ましいです。

ラジコン用エンジンメーカー様には是非とも品質管理をしっかりとお願いしたいです。今回は山の中に墜落しましたが、人のいる場所に墜落するという最悪の事態も起こり得るラジコン飛行機、そんな一歩間違えると凶器にもなってしまう危険があることをメーカーはしっかりと認識して、十分な強度のあるパーツを使ってほしいと思います。

そういえば、以前にアクロ機EDGE540を墜落させたのも、急降下から一気にスピンにいれた途端に電池切れでノーコン、今回もスピンに入れた途端です。どうも私は、急降下からのスピンと相性が悪いのかもしれません。